天正遣欧使節の音楽/アントネッロ
↑↑↑↑をamazon.co.jpで内容をチェック/購入する↑↑↑↑ 商品の説明内容紹介悲劇の少年たちの物語を軸に、日本人の「音楽的ルーツ」に迫る!世界的なリコーダー&コルネット奏者、濱田芳通が10年以上構想を練りあげた企画がついに音盤上に実現!!キリスト教が伝来してから秀吉がバテレン追放令を発するまでの数十年間は、日本人が西洋音楽に接した最初の時代であり、この時期に根付いた音楽の影響は、今日想像するよりも遥かに大きかったと考えられます。今日に至るまで日本人の精神に根付いたこの時代の音楽を、天正遣欧使節の歩みを通じて多角的に検証する大企画です。 天正使節の生い立ちを描くプロログからはじまり、ヨーロッパでの謁見(スペイン国王フェリペ二世、ローマ教皇グレゴリオ13 世)、関白秀吉の御前演奏の再現と続き、フィナーレではキリシタン禁止令後も地下に潜伏して布教を続けた中浦ジュリアンの悲劇的な最期(10ヶ月の投獄の後、穴吊りの刑に処せられ死亡)までを音楽として描いています。アントネッロのリーダー濱田芳通は、足かけ10 年以上、現在まで残っている記録・資料を可能な限り参照した上、この時代の作品を通り一遍に再現するのではなく、独自のアレンジを施して、この時代に天正使節によってもたらされた西洋音楽の影響が、21世紀のわれわれ現代人にまで及んでいることを知らしめるべく精魂を傾けた渾身の一枚。 とにかく聴き所満載のこのアルバムですが、フィナーレ「中浦ジュリアンの殉教」は、マタイ受難曲の逮捕=裁判のシーンにも匹敵するといってもいいほどの感動的な音楽。司祭と信者たちによる重厚な応答からはじまり、やがて声が減っていき、(キリスト教の迫害によりどんどん信者が減っていく様子を表現している。)ついに呼応者が誰もいなくなる…。それは隠れキリシタンの時代となったことを表現し、ここで日本人先唱者として一節歌うのは「洋楽渡来考」で知られる皆川達夫氏(立教大学名誉教授)。最後のアンティフォナ《ぱらいぞに》は、皆が天国へ行きますように…という願いが込められています。 今回もジャケット・アートワークはさそうあきら氏(漫画家- 現在公開中の映画「神童」の原作者)によるもの。 アーティストについて 構想10 年、アントネッロが放つ渾身の力作!! 悲劇の少年たちの物語を軸に、日本人の「音楽的ルーツ」に迫る! |
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